損傷の原因・動向・予防策

脊髄を損傷してしまう原因のトップは「交通事故」です。
自動車での交通事故が最も多いのですが、バイク事故の脊髄損傷にも注目していただきたいと思います。
自動車事故とバイク事故、年間の発生件数は断然自動車事故の方が多くなっています。
しかし、事故の発生件数と脊髄損傷の発生件数を比較してみると、事故の発生件数が少ないバイク事故の方が、脊髄損傷の発生が多くなっています。
交通事故で脊髄を損傷する割合が高いのは、バイクということになります。
バイクの事故で怪我をするのは、多くが運転者です。
ヘルメットを装着して頭部は守られていますが、事故を起こしたときに、自動車のように体を守ってくれるものがありません。
そのため、ライダージャケットなどでしか守られていない体、主に背中側に外傷を負うことが多いのです。
転倒しただけでも脊髄を損傷してしまう可能性が高いといえます。
交通事故の次に多い脊髄損傷の原因が、高所からの落下です。
仕事中の事故や自殺未遂などで高所からの落下が多く発生しています。
脊髄損傷の原因として、近年増えてきているのがスノーボードの競技中の転倒による事故です。
スノーボードの場合は、スキーと違って両方の足が同じ板に固定されています。
そのため、転倒しても足で体を支えることができず、背中から転倒してしまうことが多いのです。
背中から転倒してしまえば、両方の手でも転倒を防ぐことはできません。
ですから、スノーボードを楽しむ時には、必ず転倒時の受け身の練習をしておく必要があるのです。
スキー場で開催されるスノーボードの講習では、必ず受け身の体勢を練習しています。
脊髄損傷の予防策は、とにかくケガをしないこと。
これだけなのです。
バイクの場合は、スピードに注意して安全運転を心がける。
高所作業では安全確認を怠らない。
スノーボードでは受け身を身につける。
このように小さな心がけひとつで脊髄の損傷を防ぐことができるのです。
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